今回、ノーコードツールWebflowを利用している株式会社QueueのCEOの柴田直人さんとCOOの三橋啓多さんにインタビューを行いました。株式会社Queueは、AIを活用してデータ分析業務を自動化するプラットフォーム「Morph」の提供に加え、受注クライアントワークを行っています。インタビューでは、「Morph」のウェブサイト制作や受注クライアントワークにおけるWebflowの導入理由や作業効率の変化についてお話を伺いました。
今のサービス(Morph)を始めた経緯を教えてください。
開発の経緯は、データベースの新しい技術と、生成AIという2つの背景がありました。それらを使って、企業内でより良いデータの活用ができるのではないか、というのが最初の仮説です。
データベースにある情報を使って、社内でデータをまとめたり、可視化したりする場合、かなりの手間がかかります。この作業をぎゅっと短くしてあげて、誰でも簡単にデータを活用できるツールを目指しています。
また、社内で多くの人がMorphを使ってデータ処理や分析ができれば、メンバー間のコラボレーションも円滑になります。これによって、社内の違う職種の人とも一緒に働きやすくなるのが理想です。
Webflowを使い始めたきっかけは何ですか?
弊社は、機械学習やデータ分析に強いメンバーで構成されています。Morphを始める前は主に、クライアント企業と共に研究開発を行うことが私たちの主要な事業でした。主にクライアント企業と共に研究開発を行うことが私たちの主要な事業です。
クライアント企業からウェブ制作の依頼があった場合、私たちは対応可能ですが、ウェブ制作には多くのリソースが割けない問題があったため、早い段階でノーコードツールを検討しました。
弊社のクライアントワークは、主に自治体さんからの案件が多く、そこでノーコードツールWebflowを使ったウェブサイトを活用しました。
具体的な制作事例で言うと、渋谷区さんと共同で海外の起業家向けに、日本のスタートアップ企業に関するインタビューやニュースを発信しています。このウェブサイトは、まさにノーコードツールのWebflowで制作しています。
自治体も最近はノーコードに関心が高まっていると思います。将来的には、自治体自身がウェブサイトの保守も自己管理したいと考えています。このような動きがあるため、保守運営がしやすいWebflowの普及が増えていくのではと感じています。
Webflowを導入した理由を教えてください。
弊社は2016年に創業しましたが、Webflowを導入したのは2019年からです。それ以前は、全てのウェブ制作をコーディングで行っていました。
Webflowは、ノーコードの中でも、操作画面の項目がCSS形式に非常に近いので、プログラマーにとってはWebflowを使う上での学習コストがほぼゼロでした。
Webflowでは、CSSのコードを直接編集できるので、使いやすい環境が整っています。
また、javascript が書けるのも大きかったです。プログラマーからすると、コードを書けばこれができるのになっていう実装が、Webflowだと全て可能になるのが1番大きい理由です。
Webflowを導入したことでの変化はありましたか?
コーディング前後のことも含めて考えると、Webflowで作成することで作業工数が4分の1程度になりました。
ウェブサイトの構築から公開まで、すべての作業がWebflowの中で行えるので、とても楽になりました。DNSのドメインを設定するといった手順もWebflow内で完結できます。
また、微調整や文言の修正なども、Webflowではコードを書かずに直接編集できるため、デプロイの手続きを踏む必要がありません。そのため、作業量が大幅に削減されたと感じます。
最後に
以上が株式会社Queueさんのインタビューでした。Webflowはノーコード性とCSSに近い操作画面が、プログラマーにとって学習コストが低く、柔軟性が高いと評価されています。今回のインタビューでもWebflowの導入により、作業工数が大幅に削減され、ウェブサイトの構築や管理が容易になったという変化がみられました。
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