3歩先を見越した事業展開を視野に入れ、システムやサイトを構築していただいています。
今考えると、よくぞ散らかった話を理解し、整理し、そして形にしてくださったなと感謝しかありません。
出版業界のDXに取り組む株式会社ミンガコのプロダクトとWebサイトを開発しています。文字の入力と画像の置き換えだけで、テンプレートから本のデザインが作れる、そして紙の本として出版して、Amazonで売れる「Booko」というWebサービスです。プロダクトを開発するだけではなく、その良さを魅力的に語るWebサイトもラボ型で制作しています。
制作目的
「Booko」のサービス開発と同時にWebサイトの制作も開始しました。最初段階の目的は、Bookoに興味のある人を集めることでした。まだサービス開発段階ですが、見込みユーザーのリストを作成することができれば、その先にあるベータテストの実施が楽になります。そしてリリース直後にサービスがすぐに使われる状態になりますので、ダイナミックなローンチができます。
人のコンタクトを集める手段として、連絡のしやすいLINE公式アカウントを選択しました。Webサイトの最初の目的がそのLINEアカウントへの友だち登録を促すことでした。
アピールポイント
紙の本の出版が普段100万円以上と長時間のかかる大変な出版作業です。Bookoはその出版までの流れをシンプルにすることで価値を生み出しています。プロのデザイナーが作ったテンプレートに文字と画像を置き換えるだけで綺麗に見える印刷データが作れます。そしてその本の内容はユーザー次第に様々なものにすることができます。好きなレシピ、エッセイ、ブログ記事集などです。
デザイン
Bookoのシンプル性を強調していると同時にスタイリッシュであるデザインを作ってきました。デザインの中で本を作るあらゆるシーンを紹介しています。クリエイターがBookoのサイトを見ることで、自分との共通点を発見しくるというアイデアです。他にも出版までのステップとサポート内容の説明を記載して、さらにシンプル性をアピールしています。
ブログ
デザイン以外にも、サービスへの興味を沸かすためにテキストベースのコンテンツを作る戦略を取りました。WebflowのCMSを使用してサイト上でブログ機能を作りました。サービスの特徴を説明する記事とよくある質問に答える記事をそのブログに載せるようにしました。そして同じくCMSを利用して記事のカテゴリーを作成して、情報のナビゲーションをしやすくしました。
サイト運用
サイトの作成後にクライアントの方で記事とカテゴリーの追加・編集ができるようにWebflowのEditorツールを紹介しました。そのツールを利用すれば、非エンジニアであるクライアントもサイトの文字と画像の置き換えとCMSデータの操作ができます。Editorの使い方を説明する動画マニュアルを作成しました。